子供の部・夏合宿…(3)平成23年8月

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二日目の朝…6時15分起床、6時30分玄関前に集合です。
時間になると、指導員が班長に向かって部屋番号を読み上げます。班長は「全員います」と答え、朝のトレーニングが始まります。これは班毎のトレーニングではなく、学年に分かれます。私は毎年一番下の幼稚園、1年生のクラスを受け持ちますので、ジョギング程度、疲れたら歩きますが、高学年になるに従ってハードになりますので、この朝のトレーニングはとても良いのではないかと思っています。
その後、全員で打ち込みを行い7時30分頃に終了します。
そして、朝食です。バイキング方式ですから子どもたちにも好評です。夕食はホテルから出されたものを食べるのですから、好き嫌いがあったり、全部食べられない子もいます。
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ほんとは好き嫌いなく出されたものは全部いただくのがいいのですが、最近は食物アレルギーの子もいますし、なんといっても食が細い子が多いのに驚かされます。
食事が終わる頃全員の食卓を廻って見るようにしているのですが、やはり野菜を残す子どもは多いようです。そんな子には野菜を残さず食べるように指導するのですが、一部の子どもは遊びながら食べていてほとんど何も食べていないのではないかというような子どももいます。食事の指導は普段からの家庭のしつけがやはり一番大切だと痛切に感じるのもこの時間です。
朝食を終え、部屋の片付けと共に若干の自由時間があります。そして前日に配られた合気道Tシャツに全員が着替え9時にロビー前に集合。ホテル樹林の伊藤部長の案内で山登りに出かけます。
ロープウエイ乗り場まで歩き、50人以上乗りのゴンドラに二手に別れ頂上に行きます。頂上から見る下界は大変美しいのですが、今年は霧がかかっていて全く見る事は出来ませんでした。その代わり、大国様を祀っている広場で「山形大黒舞」を見ることが出来ました。
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伊藤部長の案内で、昨年までとは違ったコースを歩いていきました。いつもより少し距離が遠かったようです。途中ドッコ沼で中学生がみんなのために運んできたジュースを配ります。ジュースを飲みながら休憩。沼に笹舟を浮かべたり石切りをしたりする子どももいます。そこで全員で写真撮影です。それまで霧がかかり、沼全体を見渡せなかったのに、一瞬にして霧が晴れたのにはびっくりしました。
山の天候は変わりやすいといいますが、このような状況で一瞬にしてガスがかかり前が見えなくなって怪我をしたり、がけから落ちたりするのだなあと思いました。
私たちのは登山といっても大人から見ると散歩コースのようなものですが、本当の山だと少しの油断が遭難につながるのだというのが実感でした。
ドッコ沼でジュースを飲みながら休憩の後、全員で記念撮影。そして少し歩いて今度は4人乗りのスカイケーブルで下ります。
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このときは、班ではなくて思い思いの4人で乗ります。これも子ども達の楽しみの一つのようです。
85名が4人ずつに分かれて乗るのですから、20台以上。最初の1台から最後まではかなりの時間差が出てきます。着いた者からホテルに帰って自由時間。全員そろった頃にちょうどお昼となります。昼食はほとんどの子ども達が大好きなカレーライスです。
その後、正しい帯の結び方、道衣の着方などを学んで、出発までは自由時間。外でキャッチボールする子、走り回る子、室内でトランプをする子など等…
この合宿で親しくなった子どもたち同士の交流の場です。1時間半ほどの自由時間を過ごした後はいよいよ合宿も終わりに近づき全員集まって、塾長の挨拶。その時に来年のTシャツの色の希望を尋ねたところ、予想に反して黒の希望が多かったのには少し驚きました。
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また合宿が楽しかった子は手を上げてと聞いたところ、全員が楽しかったと手を上げ春合宿もまた行きたいといってくれました。
合宿から帰ると「感想文」の宿題があります。私どもは合宿の後必ず全員に感想文を提出してもらうのですが、次回の稽古までにそれぞれの教室にて提出するよう指導員からの説明を受け、そして今年は参加者を代表して中学生の佐藤匠真君に感想を話してもらいました。とってもすばらしい感想で最初にこのような合宿に参加出来、企画してくれた指導員、快く送り出してくれた両親など多くの方に感謝したいと言うようなことを語ってくれました。
私どもの「子供の部」で稽古前の黙想の後必ず唱和する、「合気道を学ぶ心構え」の第一番目に出てくるフレーズ「合気道を通して感謝の心を学びます」が浸透しているのかなと大変嬉しく頼もしく思った瞬間でもありました。
そして玄関前から、昨日乗ってきたマイクロバスに分かれて乗車。ホテルの従業員さんに見送りを受けながらホテルを後にしてそれぞれの方面に出発いたしました。
短くて長い、充実した一泊二日の合宿を終えることが出来ました。
なんといっても一番喜ばしいことは、事故もなく無事終了することが出来たことです。
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そして、参加した塾生は一回りも二回りも成長して帰路についたと確信をし、多くの皆さまのお陰で本年の夏合宿も無事終了することが出来たことに感謝しながら私もマイクロバスに乗り込みました。
合宿の締めくくりは私も、指導員も子ども達の感想文をじっくり読むことです。
そして直接書かれていることだけでなく、行間からにじみ出る子ども達の生の声を真摯に受け止め、次回からの合宿の参考にさせていただくことです。
次回の「神武錬成塾合氣道新聞・秋号」に何人かの子ども達の感想文を掲載いたしますので楽しみにお待ち下さい。
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by shinbu_369 | 2011-08-25 12:48