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第52回全日本合気道演武大会-平成26年5月

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 今年も全日本合気道演武大会が5月24日に開催されました。本塾からは阿部宗玄君が一番乗りで22日の木曜日夜行バスで上京、23日の金曜日には竜次道場長が上京、共に2日間本部道場で稽古しました。私も全日本合気道連盟の理事会、評議員会に出席するため23日に上京しました。
 当日午前11時開場のため、10時15分に日本武道館前に集合しましたが、すでに長蛇の列。年々集まる時間が早まり、人も多くなってきております。来年はもっと早く集合しなければならないようです。門馬指導員、佐川姉弟、五百川君、そして鈴木家一家4人など当日集合する予定の人たちと合流、今年は15人が上京しました。
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 正午開会式が始まりました。全員起立の上、国歌斉唱、開会の辞、主催者(道主)挨拶、来賓祝辞と続き、第一部の演武開始となりました。毎年「関東学生合気道連盟」の若さあふれる元気いっぱいの演武から始まります。5面の畳に分かれて各大学の代表約250人が一斉に演武いたします。私の大学の後輩千葉主将と田中副将が出場しておりました。なかなか動きが良いようです。
 師範演武、指導員演武があったり道場演武、連盟演武、社会人団体演武とバライティーに富んだプログラムとなっています。今年は宮城県の若手指導員の代表として門馬伸至指導員が第一部の20番・指導者演武に出場致しました。一面をいただいての演武です。宮城県代表だけでなく、神武錬成塾の代表でもあります。恥ずかしい演武は出来ないと大いに張り切っておりました。本人の意気込み通りの素晴らしい演武(受けは阿部君と佐川航一君)を披露してくれました。
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 さて、40番は東北合気道連盟演武です。東北6県で5面ですから、出場の少ない2県が一つの畳となります。毎年宮城県が一番人数は多いものですから、中央の白い畳で演武いたします。人数が多くて毎年演武では苦労しています。今年も村上さんの組が畳からはみ出しておりました。一種のお祭りととらえればこれも御愛嬌です。第一部は49番・植芝充央本部道場長代行の演武で締めくくられました。
 一休憩の後、第二部の開始です。第二部は関東学生連盟以外の「関西、中・四国、中部、東北、北海道」などの学生連盟演武、高等学校連盟演武、中学生演武と続きました。
 私の出番は38番・師範演武です。合気道研心会畑山憲吾師範(小林道場グループ)、合気道福島武道館追分拓哉師範(私の大学時代の同期)の3名が、白、青、赤の畳に分かれての演武です。わずか2分、されど2分。長いようで短いし、短いようで長い微妙な2分です。毎年演武が終わって、演武というのは難しいなと思います。反省しきりです。着替え終わって会場に戻ろうとしたとき、後ろから「白川師範ご苦労さん」と声をかけていただきましたので、振り返ると小林保雄先生がほほ笑んで立っておられました。
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 私の5番後の44番に出場されるために控室に居られたのです。小林先生は私の合気道の師匠です。私の合気道の原点であり、小林先生がいなければおそらくこの地に立っていなっかったと思います。合気道での大恩人であります。小林先生に最初の指導を受けてから48年にもなるのですが、いつまでもお若い先生です。会場に帰って小林先生、そして多田先生の演武を拝見し、最後の大取り93番目に(第一部48番、第二部45番)植芝守央合気道道主の総合演武です。一斉に会場が明るくなり、道主にふさわしい華やかな会場となりました。毎年、まさにこれが合気道と思わせる演武を披露してくださいます。
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 今年は8千人の人々が出場されたとのことですので、日本武道館には1万人以上の方が集まり、合気道界の一大イベントである「第52回全日本合気道演武大会」をそれぞれの立場で堪能されたと思われます。私は神武錬成塾の皆さんと別れて「東北合気道連盟の反省会」に出席するため八重洲の地下へと向かいました。
 上京された皆さま、お疲れ様でした。そして留守を守ってくださいました指導員の方々に感謝致します。ありがとうございました。




by shinbu_369 | 2014-05-27 23:07