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 3・11からはや二ケ月。
 地震、津波、原発、風評被害、何重にも苦しんでいる方がいる。
 5月11日現在、死者…14,981人、行方不明者…9,853人、避難者…115,098人。
 学校は200校以上が全壊して授業の再開の見込みが立たず他の学校で間借をしている状態、東北地方の7路線も全く復旧の見込みが立たない。
 テレビに映し出される光景は目を覆うばかり。しかし、実際に被害状況を見た方の話ではテレビの映像などはまだまだ悲惨さを全て映し出されていない……
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 悲しい現実を見聞きするたびに涙腺が緩んで仕方がありません。すぐ涙が出てきてしまうのです。年を取る・年齢を重ねるとはこういうことなのでしょうか?

 インターネットで大震災関係を調べていましたら、
 「産業技術総合研究所の宍倉正展さんは、平成16年…宮城、福島県の沿岸の地層をボーリング調査で解析し、貞観地震の津波が運んだ砂の層の分布から津波の到達域を特定。太平洋沖を震源とする巨大海溝型地震が、大規模な津波を起こしたことを突き止めたそうである。
 貞観地震とは、869(貞観11)年に東北地方を襲った巨大地震・津波であり、その実態を解明し、「規模はマグニチュード(M)8・3より大きい」と推定。ボーリング調査では、東北地方は500~1千年の間隔で、繰り返し巨大津波に襲われていることも判明した。
 また、別のグループ、東北大学大学院理学研究科箕浦幸治教授は今村文彦災害制御研究センター教授と共同で、津波の堆積物で放射性炭素を用いて年代を測定したところ、過去3000年間に3度、津波が溯上したと試算された。これらのうち先史時代と推定される2つの津波は、堆積物分布域の広がりから、規模が貞観津波に匹敵すると推察される。
 津波堆積物の周期性と堆積物年代測定結果から、津波による海水の溯上が800年から1100年に1度発生していると 推定された。
 1990年「東北日本における巨大津波の発生と周期」、2000年「貞観津波堆積物の発見とその意義」、などの研究により、貞観津波の襲来から既に1100年余の時が経ており、周期性を考慮するならば、 仙台湾沖で巨大な津波がいつ発生してもおかしくないと警鐘を鳴らしていたが、東大の地震学者、命よりコストを重視する電力各社ならびに経済界、それと一心同体の政府、なにも考えず盲従する支持者、マスコミ関係者などはそれを黙殺したのであるから、まさしく人災と断じても良いと思う。」
 以上のような情報がありました。
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 しかし、マスコミに派手に取り上げられようと、いかに警鐘を鳴らされようと一般の私たちも素直に聞いたとはとても思われません。
 千年に一度大地震が起こり、大津波が来るといわれても現実とは捉えなかったでしょう。それだけ人は「喉元過ぎれば…」ではないでしょうか。千年に一度というあまりにも現実離れした話です。が、そうではありませんでした。現実に起こってしまいました。
そして、悲惨なことは同じですが、過去に比べて今回は原発という厄介なものを抱え込んでいます。 住み慣れた土地から「強制退去」という現実。
 どのように対処していけばいいのか? ほんとに出口が見えません。
 でも、残された…生き残った私たちは生きていかなければなりません。
 「起こってしまった事、今後起きることは全て理由がある。人類がより良い社会を構築する上で必要なことである」という捉えかたがあります。
 そうであれば、被害にあった方には大変申し訳ないことですが、大自然からの何らかのメッセージが含まれているはずです。
 幸いにも生き残った私たちにはそのメッセージを考え続けていかなければなりません。そうでなければ多くの方の命は報われません。
 死ぬまで今回のメッセージを日本人だけでなく、世界の全ての人々が考え続けていかなければいけないのかもしれません。
3・11を境に世の中は「確実に変わった」と言われています。
 この未曾有の災害を考え続けることにより、よりよく変わっていって欲しいものです。
 多くの最近の日本人は確かに過去の日本人ではなかったように思います。異質なものに変わろうとしていたように思います。
 それがこの3・11により過去の日本人のより良きDNAが現れつつあるようにも思われます。
 復興に向かっていく途上で私たち一人一人の日本人がもう一度深く考えなければいけないことだと思われます。
 そうしなければ今回被害にあわれた方々が安らかに眠ることは出来ません。
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by shinbu_369 | 2011-05-13 01:17