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「群馬合気会総本部・山徳道場」の道場開きが10月30日に行われました。
旧道場は残念ながら2月27日に火災に会い全焼したのだそうです。五十嵐先生から荒井先生の道場が火災にあったとの連絡をいただき、お見舞いの電話をさせていただいたわずか1週間前後であの3,11大震災があり、今度は荒井先生からお見舞いの電話をいただいたりした大変な春先ではありました。
「新道場は、財団法人洞窟観音山徳公園の創始者であり、呉服商であった「山田徳蔵翁」が晩年を過ごした屋敷を改装したものであります。当初は火災消失した旧道場跡に再建する予定でありましたが、行政上の制約が多く再建は不可能に近いことが判明、思い悩んでいたところ、息子の宏介がこの屋敷を改修して道場にしようと言ってくれました。」
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と荒井先生が「道場開き式のごあいさつ」で書かれておりましたが、洞窟観音は昭和2年に着工され、昭和39年翁がなくなるまで半世紀にわたって工事が進められ完成したというだけあって、洞窟内の400メートルにわたる坑道には巨岩名石が連なり、それに囲まれるように、観音像36体が安置され、深山幽谷の趣がかもし出されています。
そして、翁が晩年を過ごされたという屋敷の前には、秋の紅葉、冬の雪景色、春の息吹、夏の新緑と四季折々にすばらしい景色を見せてくれる北関東随一の規模を誇るだけでなく、群馬県産の巨大な自然石をふんだんに使用した特色のある本格的な日本庭園が見事に広がっております。
そのようなすばらしい環境の中、建物も翁が10年以上の歳月をかけて全国から良材を集め上棟されたと言われる屋敷を荒井先生が「山徳記念館」として改装し一般公開されていたそうですが、その貴重な建築物の半分を今回「合気道山徳道場」として改装し、道場開き式となったわけであります。
今年の6月五十嵐道場合宿で荒井先生と飲みながら、「今秋は新道場の『道場開き』を行うので白川君神事を担当してくれるか?」と言われました。私も飲んだ勢いで「いいですねぜひ担当させてください」と話しがまとまりました。
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そのようなわけで今回このすばらしい道場の記念すべき道場開きに神事を担当させていただいたわけであります。
当日は植芝守央道主先生をはじめ、植芝充央先生、小林保雄先生、合気道研究会インターナショナル武田義信先生、全日本合気道連盟理事長尾崎晌先生、両備支部主席師範壬生川先生など、そうそうたる先生がお祝いに駆けつけておられました。
荒井先生のご挨拶、私の神事、道主のすばらしい奉納演武そしてご来賓の祝辞と続き、一部が無事終了、二部の直会となりました。
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直会では皆さんくつろぎながらお酒をいただき、庭園を眺め、談笑したり、祝宴の途中でスピーチをしたりと楽しいひと時を過ごされました。私は神事のための祭壇を車に載せてこなければなりませんでしたので、残念ながらノンアルコールで我慢をいたしました。
荒井先生も「道場としては少々手狭ではございますが、洞窟観音・徳明園を控えるすばらしい環境と建物を「群馬県合気道総本部・山徳道場」として、本日、皆さまにご紹介できますことに改めて深い感謝と御礼を申し上げたいと思います。」
とご挨拶を述べておられましたが、このすばらしい道場を総本部とする群馬県の合気道がますます発展していくことが目に見えるようであります。
荒井俊幸先生まことにおめでとうございました。お体に気をつけられて今後益々のご発展ご健勝をご記念申しあげております。
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by shinbu_369 | 2011-11-22 16:58
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毎年小林道場では、千葉県の岩井海岸で合同合宿を行っています。
本年は「第46回合気道小林道場東北復興支援岩井合宿」と銘打って、特に東北に元気を与えたいので東北の師範を招聘します。ぜひ参加してください。という案内をいただき、喜んで参加させていただきました。
本塾の細山勇指導員とともに岩井駅に降りますと、小林先生、荒井俊幸先生(群馬県総師範)と一緒になりました。
小林道場の指導員が迎えに来てくださっていましたが、小林先生がさっさと歩きはじめました。師匠が歩いて合宿所に向かっているのに私が車に乗って送っていただくわけにもいきません。細山さんと一緒に小林先生の後を急いで追いかけました。ほんとに小林先生はお元気です。徒歩12~13分の所に北原館はあります。一服の後、全員が体育館に集合、今回の合宿の説明会がありました。小林道場の合宿の特徴として、複数に分けて同時に稽古が行われることです。
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今回は無級~5級、有段者、中級の武器技、有段者の武器技、2級以上の特別講習の5ヶ所に分かれての稽古でした。最初から決められた講習会に参加するのではなく、参加者の希望により選べるわけです。はっきりと目的意識が芽生えるので非常によいシステムだと思いますが、参加者が多いから出来ることでもあります。
また、参加者が自由に選べるので、どこかのクラスに偏りが出ると思うのですが、不思議なことにおおよそ平均化されちょうどいい塩梅に分かれます。おもしろいものです。
10月8日(土)~9日(日)の一泊二日の合宿中に5クラスに分け、8日2回、9日2回の計4回行われます。
私は2級以上の特別講習を担当ということで、2回指導させていただきました。群馬の荒井先生が1回受け持たれました。
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説明会の後は早速5ヶ所に分かれてのそれぞれの稽古が始まりました。
私のクラスには、一昨年もそうでしたが、大韓合氣道会の尹先生、また先月私の道場で小林先生を招いての講習会に相模原から参加してくださった合気道高城道場の高城寛子道場長などが参加してくださいました。片手取り転換の捌き、力の使い方などを中心に稽古させていただきました。
第二回目の特別講習は、荒井先生の担当です。荒井先生の指導に出たい気持ちはあったのですが、五十嵐道場の合宿、またカルガリーの合宿などで荒井先生の講習会には何度も参加したことがありましたので、副道場長の指導はどのようなものか一度参加してみたいと思って小林弘明副道場長の稽古に参加いたしました。
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2回の稽古が終わり、30分ほどの自主稽古の時間が設けられています。
第一日の稽古終了後はお風呂に入りゆったりとしました。そして、18時30分から夕食。休憩の後懇親会が20時30分から始まります。これも一つの大きな特徴だと思います。合気道合宿といえば、稽古が終わりお風呂なども待ちかねて夕食を兼ねてすぐ懇親会に入るのが普通のパターンだと思います。
ここでは普通に夕食を済ませ一段落の後に懇親会に入りますので、悪酔いをする心配はないのかも知れません。それでも22時30分に一次会を終えましたが、一部の指導員たちと二次会に出、荒井先生共々結局寝たのは2時半を廻っておりました。
翌9日の朝5時半に起き、海岸に行ってのランニングまたは散歩です。私も軽く走ってみました。海は静かです。後で、あの大震災の時に津波はどうだったのかを旅館の方に尋ねてみましたが、多少海面は盛り上がったが被害は全くなかったとのことでした。同じような海岸でも、太平洋に面した海岸と内房ではかくも差があるものなのか。ほんとにひとたび荒れ狂った太平洋沿岸の海はどうしようもないものですが、被害にあった方々は海を恨まず、「普段は私たちに多くの恵を与えてくれている、今後も海とともに生きていきたい」というような文章をどこかで読んだなあと思い出しながら海岸を走ったり、散歩したりしました。朝のランニングを終え、朝食前に小林道場道場長による全員参加の合同稽古です。
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道場長が次々参加者を前に呼び出しては楽しそうに自分で受けを取りながら指導していきます。たまに飛び受身も出ます。今では開祖に直接教わった数少ない弟子の一人でありながら、自ら受けを取る指導者は小林先生しかいないと思います。ほんとにユニークな指導だと思います。小林道場の小平、所沢以外の道場生の中には一年に数えるほどしか小林先生にお目にかかることがない人もいますし、初めて指導を受けた方は驚くに違いありません。とにかく皆さん楽しく稽古し、あっという間に一時間が過ぎてしまいました。
朝食後は再び5クラスに分かれての最後の稽古です。二回目の指導は、杖の投げと両手取りの投げの動きが同じであるというようなこと、そして、けっして相手とぶつからないというようなことを中心に稽古させていただきました。
昨日同様尹先生、高城寛子先生、また仕事を終えて土曜日の夜駆けつけて来た所沢道場所属の大林千津四段、ひたちなかの石田祥子弐段などの顔も見えました。一時間の稽古を終え自主稽古の時間を30分取っていましたが、その時間もいただいて皆さん熱心に稽古されました。また稽古が終わって先生の息子さんが小林道場の内弟子として来ていた時に一緒に稽古しましたし、先生のところの新聞を見てどんな方かと思って参加しましたと、親子で声をかけてくださった女性の方もいました。
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楽しい合宿もアッ言う間に終了いたしました。一緒に参加した細山指導員はどんな感想を持たれたことでしょう。合宿も無事終わり、昼食後小林先生、荒井先生、細山指導員とともに新宿さざなみ2号で帰りの車中の人となりました。
今回は、東北を元気にするということで私を招聘してくださいましたが、期待に応えることが出来のでしょうか? また私の明大合気道部時代の同期で合気会福島県支部長の追分拓哉師範が今回は仕事の都合で参加出来ませんでしたが、二人で力を合わせて東北の合気道界を牽引すべく今後とも頑張って参りたいと思っています。
小林道場合宿に招聘していただいた小林保雄先生をはじめ、小林道場の指導員の皆さまに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
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by shinbu_369 | 2011-11-12 23:30