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アテネの「合気道皇武館道場」の10周年記念行事に五十嵐和男先生と参加いたしました。神武錬成塾からは池田さんと今野さんが一緒に参加しました。五十嵐道場からは油谷ご夫妻、明大合気道部の前主将坂本君も参加しました。
私は五十嵐先生と成田を16日に発ちイギリスのヒースロー空港に夕方到着、ジョウーさんに迎えられケンブリッジの自宅に着き、次の朝は車で約1時間の所にあるケンブリッジ大学を案内してくださいました。夜は五十嵐先生の指導でジョウーさんの道場で稽古。二泊の後アテネに向かい、18日皇武館道場のアダム道場長の出迎えを受けホテルへ。
私と五十嵐先生はアテネの前後にイギリスでの指導があるため、一足先にロンドン経由でアテネに入りました。日本からの人達はそれぞれがアテネで集合ということになっており、皆さん別便でホテルに集合しました。
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イギリスと日本の時差は9時間、イギリスとアテネの時差は2時間です。
18日アテネで合流する予定であった池田さんは機材の不足で欠航、一日遅れの参加となりましたが成田で宿泊するは、カタールで宿泊するはでこれまた大変だったようです。しかし、貴重な経験をしたようでした 。19日の夕方から早速記念講習会が始まります。私たちは以前行ったことがありますので、午前中はのんびりいたしましたが 、初めて来られた方はパルテノン神殿の見学に行きました。ホテルはパルテノン神殿から歩いて5分くらいのところにあります。部屋によっては目の前にその姿がハッキリと見えます。ロケーションの大変良いホテルです。
5周年記念講習会にはヨーロッパのあちこちから参加がありましたが、さすがに景気が悪いのでしょう。今回海外組は残念ながら少なかったです。19日(金)~21日(日)が記念行事です。
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19日の夕方会場となる体育館に集まり、私の指導で記念講習会は始まりました。全6回の講習会の始まりです。日本人らしく神道行法で、舟こぎ運動の元である鳥船の行法から始めました。日本では宗教臭いと嫌がる人もいますが、海外では概ね好評です。むしろ喜ぶ方が圧倒的に多いです。今回は鳥船の唄を一緒に謡ってもらいました。
私が最初に(朝夕に神の御前に禊ぎして…)と一節ずつ区切って後について一緒に声を出してもらいました。…日本語をしゃべれない人に日本の詩ですが、皆さん喜んでいました。私の錯覚でなければ…3段(左右左)終え、振魂、息吹と簡単に一通りこなして技に入りました。90分の稽古を終え、15分休憩の後、五十嵐先生の指導です。先生独特の素晴らしい指導です。そして、一日が終わりました。
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二日目の午前中は皇武館道場で審査です。初段…2名、参段…5名の受験です。審査長は五十嵐先生、私は助手として一緒に見させていただき、技の指定はアダム道場長です。これでもかこれでもかと思うほど技を次々と指示していきます。3段審査には二人の女性もいましたが、皆さん淡々とこなしていきます。技の巧拙以前に日本人がこのような審査をしたらどうだろう? と思いました。ともかく皆さんスタミナは抜群です。日本人だとおそらくバテテとても続かないだろうと思われる長時間の審査でした。私の所も3段審査ともなると結構な時間になりますが、その比ではありません。
海外で講習会と銘打って行う稽古の数には驚きます。日本では講習会といえば多くは、土・日の一泊二日、土曜日の午後集まりその日に2度、日曜の朝1、午前1と多くても4度の稽古。少なければ、土・日それぞれ一度ずつの計2度くらいで満足して解散しているのが現状ではないでしょうか。
私が行く場合、たいてい金曜の夜から始まり日曜の午前中に終わるパターンがほとんどです。金曜の夜2回、土曜日4回、日曜日2回の計8回。このくらいが一般的な講習会の時間です。日本では考えられない時間の組み方です。稽古量が違うのです。
日本の伝統文化などと言っていても、うかうかしていると将来は外国から指導に来てもらう日が来ないとも限りません。そのような日が来ないように、私ども日本人も一所懸命稽古しなければなりません。
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午前中の審査が終わり、夕方から子供クラスの講習会そして、2度の一般の部の稽古。
夜10時からアダム道場長の自宅で10周年記念パーティです。この時間の組み方も日本では考えられない組み方です。アダムの自宅に40人ほども来たでしょうか。早い時間に来る者もあれば遅れて来る者色々です。それぞれ勝手に飲み食い、記念パーティを満喫しております。私たち日本人の年寄り組は0時過ぎにホテルに引き揚げましたが、2時、3時、4時と宴は永遠と続いたようでした。
それだけ飲んでも皆さん次の朝はけろっとして、10時から2回の稽古です。
昼食をはさんで演武大会で今回の記念行事は終了です。演武大会の前に「皇武館道場10周年記念感謝祭」と銘打って、私が日本式の神道セレモニーを行いました。日本から正式な装束を持参して、神饌物をお供えし、神棚はありませんが正式に祝詞を奏上し神様に感謝を捧げました。祝詞奏上の後、アダム道場長一家に前に進んでいただき、2拝2拍手1拝の正式の参拝もしていただき無事終了。その後の演武大会も滞りなく終え、その夜はお世話になった日本人全員の招待ということでアダム道場長一家にお祝いと感謝の夕食会を開催、ちょうどその日が奇しくもアダム道場長の41歳の誕生日ということで二重のお祝いとなりました。
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翌月曜日は、みんなで地中海クルーズというほどでもありませんが、エギナ島へフェリーで渡り、アフェア神殿などを見学しシーフードタベルナ(ギリシャではレストランのことをタベルナといいます)でおいしい昼食をいただきました。
翌火曜日私と五十嵐先生は再びロンドンへ、日本からの人たちもそれぞれ別便でアテネを後に致しました。
◆◆ギリシャの写真はこちら◆◆

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by shinbu_369 | 2012-12-05 00:49