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この春、遠藤駿君が就職の為に仙台を離れる事になり、多くの塾生の要望により3月13日に送別会が開催されました。

そして3月27日が就職前の最後の稽古となりました。

明るくて行動力があって誰にでも親切、スポーツも万能で もちろん合気道も覚えが良くてとても上手です。

平成20年の入塾以来、本当に沢山一緒に稽古しましたし、多くの思い出を共有してきました。

仙台を離れ、会う機会が減り寂しくなりますが大事な仲間である事は一生変わりません。

共に汗を流した仲間は格別です。

また 帰郷した時には一緒に熱い稽古をしましょう!

みんなも技を磨いて待ってます。

くれぐれも身体に気を付け、新天地での更なる活躍を心より願っております。

道場長 白川竜次
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by shinbu_369 | 2016-03-28 22:00
3月に初段を取得しました大見川 空(オオミカワ ソラ)くんの感想文を掲載します。

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「合気道を学ぶ心構えと共に」

初段感想文 泉教室 大見川 空

私はこれまで合気道を通して、学んだ事が沢山あります。それは、まだまだ未熟な考えでありますが、年月を経る事で磨きが掛り、
洗練されていくものだと思います。今まで私が合気道を通して、学び、身に付けてきた事を『合氣道を学ぶ心構え』を通して原点から振り返って書こうと思います。

『合氣道を学ぶ心構え』

一、合気道を通して、礼儀作法を身につけます

合気道を始めたのは約十年前、私が七歳、弟が四歳の時でした。私は小学校に通い始めた頃で教養に乏しい中、合気道を始めたのです。
私達にとっては、合気道の道衣や帯、技や受身、構え、すべてが新鮮な感覚でした。当時の記憶はあまり無いですが、今でも鮮明に残っているものがあります。
それは初めて教わった技の記憶です。幼かった私には名前まで覚える事ができませんでしたが、技の形だけはしっかり覚える事ができました。
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後に理解したのですが、その技は片手取り回転呼吸投げでした。その技は、転身の形の基本の技であり、私はそれを中心として技を円のように広げて覚えていきました。
しかし合気道の技は数多くあり、数回技をやっただけでは体に身につける事ができず、年単位の継続によってようやく身につくものであり、困難に感じつこともしばしばありましが、自分の帯が変わるにつれて、技を段々と理解する事ができました。でも技の他に気にしなければならない事がありました。
それは礼儀作法です。合気道を教えていただくにあたり、先生や先輩への礼儀を大切にすることは当然です。言われた事には大きな返事をして、きびきび動く。
正しい姿勢を意識して、挨拶やお礼の言葉をしっかり言うなど、礼儀についても沢山教えていただきました。礼節をわきまえる事は社会の場に出た時にとても重要です。
また塾長先生は以前、泉武道館のトイレのスリッパが乱れて置いてある事を塾生である子供達に指導していました。スリッパをきちんと揃えて置く事で、
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後に使用する人の事を考える思いや日頃から使用するトイレを清潔に保とうとする事につながります。大人でも出来ていない人が多く、これは礼儀作法の一つであると思います。
私は幼い頃から合気道を通して、人を敬い常に正しい姿勢である事、また誰も見ていない所でも礼儀作法を怠らない事を学びました。

一、合気道を通して、争いの心をなくします

合気道を続けているうちに、友達も増えていきました。私は所属の道場以外でも、春・夏の合宿を通して他の道場の子供とも仲良くなる事が出来ました。
特に同じ部屋になった子とは、一緒にトランプしたり、暗いのが怖いと言って豆電球を点けたまま寝た子がいたりと、今でもその子の顔は覚えています。
それから、今から九年前の夏合宿で班長が何らかの虫に刺されて途中で帰ってしまった事があり、それがとても衝撃的でした。
合気道を通して、私は数多くの個性豊かな友達が出来ました。年齢は関係なく、サッカーや野球などやっている友達など多種多様でした。
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これは合気道の特徴の一つである「勝ち負け」がないことに繋がっていると思います。通常、年齢に差があると稽古に偏りが生じるはずです。しかし合気道は
相手と気を合わせる事が大切で決して争いの心は生まれないのです。その為、年齢や性別、得意・不得意関係なく、より良い関係で稽古が出来ているのです。
当時の私は同い年の子とばかり組んで技の稽古をしていたのですが、時々年齢の離れた子と組んだ時も不思議と不自由なく稽古が出来ました。その時、私は学びました。
合気道は「勝ち負け」を考えずに、相手と心を合わせる事で技の稽古が成立し、心身共に深く鍛える事ができるということを。

一、合気道を通して、思いやりの心を育てます

日々、稽古を重ねるごとに技の正確性も向上し、年下の子などに教える機会も増えてきました。合気道を始めて六年目の頃には帯の色も緑色となり、先輩として模範と
ならなくてはいけませんでした。当時は技の稽古で組んだ年下の子には技を理解してもらえるよう努めたのですが、それ以外の時は先輩として情けない面もありました。
例えば、うるさくしている子を注意しない事や整列の呼びかけで声を大きく返事しないことなど、至らない点が多々ありました。
先生や先輩方のお手伝いの為にも、しっかりと尽力すべきだったと今、後悔の念を抱いています。もっとも、緑色の先輩として、年下に思いやりを持つことが大切でした。
時に厳しく、時に優しく教えてあげるように、一人一人の個性を把握して声を掛ける事が第一だと気付きました。b0212413_23523733.jpg
物覚えが良い子もいれば、苦手な子もいます。熱心な子もいれば、飽きっぽい子もいます。そういった子供達に、思いやりを持って向き合う事が、先輩として大きな役割で
あると考えました。

一、合気道を通して、調和の心を学びます

中学生になった私は、部活動を始めました。私は武道の一つである剣道を部活とし、心身共に鍛えていきました。
そのため、放課後に力を使い切り合気道の稽古まで力を注ぐ事が出来ませんでした。私が合気道に復帰したのは部活引退後、中学三年生の夏でした。
その時、初めて私は大人の部で稽古を始めました。当時、大人の部はとても難しく感じました。
なぜかと言うと、技の質が子供の部と比べて遙かに高いからです。子供の部は主に転換・回転・転身そして残心を意識して技を行っていました。b0212413_23525391.jpg
合気道において不可欠である体捌きを体に染み込ませ、安定した動きを身につける事ができるようになります。また前受け身と後ろ受け身も日々の稽古により
無意識の状態でも出来るくらいになります。私は体育の授業中で転びそうになった時、何度も受身で助かりました。
その他にも、気合いや返事、礼儀作法などの合気道を行う上で、基礎となる動作を磨いていました。
子供の部が基本ととらえると、大人の部は応用と言えます。体捌きや受身は必須であり、技の難易度も相当上がります。
私が大人の部を始めて最初に困ったこと、それは技で投げるときの繋がりです。子供は技で相手を投げる時に、手の繋がりを切って投げます。
つまり、相手の力の流れを感じる事なく、型にはまった動きになっているのです。それに対して、大人は手の繋がりを意識します。
呼吸投げにしてもただ手を振り下ろすだけでなく、相手との繋がりを意識し、力の流れを上手くコントロールすることが大切になってきます。
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これは、今でも難しく感じていますが、当初の私が慣れるまで大変時間が掛りました。また極めの動作も大人の部で初めて知りました。極める為には
力の方向や相手の抑え方など多くのコツがあり、私にとっては難解そのものでした。
また私が大人の部を始めた頃に同い年の子が二人いたのですが、
高校になって私一人となり、初心者としての仲間が泉教室では少なくなりました。その為に、稽古をしていていも自分だけ上手く出来ない時が多々あり、
やりきれない思いから泣きそうになった時もありました。しかし、日々の稽古を続けることで、そのような思いは減っていき、自分の成長を感じる事が出来ています。
「継続は力なり」という言葉はありますが、正しくその通りだと思います。合気道は稽古を重ねるほど技の切れ味や力のコントロールが研ぎ澄まされてきます。
反復する事で、自分に身についていることを実感します。上達するには近道など無く、何よりも継続する事が大切だと学びました。
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私が合気道を初めて今に至るまでにとても多くの方々と稽古させていただきました。
合気道は一人で稽古する事ができないので、必ず相手が必要です。そのため、自分勝手な気持ちで稽古してはいけないと思います。
相手と気を合わせる事が技が成立し、互いを高め合う事が出来るのです。しかし全員が同じ合気道の型とは限りません。
身長や体重、性別にも違いがあり、一人一人の合気道があると思います。それらを乗り越え、相手と気を合わせながら稽古する所が合気道特有であり、洗練されていると感じます。
私は今も尚、相手と気を合わせる事に苦悩しています。今後は、相手をよく見て、心を整えながら気を調和させて行くことを心がけようと考えました。

一、合気道を通して、感謝の心を学びます

私はこの十年間で稽古を重ね、多くの事を学んできました。
思い起こせば小学校一年生から今まで武道を通して生きてきました。武道は礼に始まり、礼に終わります。何事にも感謝し、礼儀を持って心を込めて礼をします。
その精神は誇りであり、人間的にも大切な事だと思います。しかし元々、私は武道の精神や合気道を知りませんでした。
無の状態から、ここまで成長できたのは塾長である白川勝敏先生のお陰でした。今はありませんが私はダイエーのカルチャー教室で稽古を始めました。ダイエーで稽古を始めた頃から、今もずっと合気道を教えていただいています。
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また、合宿の時や節句の時に、学校の先生でも知らないような日本の伝統文化を教えてくれていつも勉強になっています。
特に日本古来からの使われている「十干十二支(じっかんじゅうにし)」のお話は、塾長先生からお聞きするまで知りませんでした。
いつも塾長先生のお話は日本人として決して忘れてはいけない大切な事だと思って聞いています。私は塾長先生から多くを学ばせていただいています。
その上、私は門馬先生や竜次先生に数えきれないほど稽古をつけていただきました。
私の「受け」や「取り」が進歩できたのは、感謝してもしきれない先生方のお陰だと思います。
また多くの先輩方や塾生の皆さんにも沢山稽古をつけていただきました。合気道を初めてから私は沢山の方々に支えられながら、ここまで来ることができました。
本当にありがとうございます。今後も稽古に精進していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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最後に私が一番感謝しているのは両親です。
私が十年も合気道を続ける事ができているのは、紛れもなく両親のお陰でした。
それに、十年間も毎週稽古に送迎してくれた母には非常に感謝しております。
仕事や家事で忙しく、父は単身赴任で不在の中、本当にありがとうございます。
これからも感謝の心を持って合気道に「奮励努力」していきます。

先生方、先輩、塾生そして支えてくれた母と家族に改めて御礼の言葉を言います。

ありがとうございました!
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by shinbu_369 | 2016-03-20 23:59
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今回、塾長のハンガリー海外指導に仙台南道場の目黒祐子さんが同行しましたので、 感想文を書いていただきました。

ご一読下さい。


平成28年3月5日

『塾長先生のハンガリー寒稽古に同行させていただいて』

 この度、かねてから念願だったハンガリー寒稽古に同行させていただく機会を得ました。本当は初段になってから行くべきだったのかもしれませんが、塾長先生に「私が講師で行くのであって、向こうは誰が同行しようが関係ない」と仰っていただいたので気楽にお供させていただくことにしました。
 しかし、いざハンガリーの道場で稽古をさせていただくと言うことは、神武錬成塾の名前の入った道着を着るということで、すなわち何かしら私がヘマをすれば、塾長先生や竜次先生に恥をかかせてしまうことになりかねないと言う思いで少し怖くなりました。実際、寒稽古が始まって、塾長先生の見取りの後でご指導いただいた技が思うように出来ずに、流れを止めてしまい、他の方々にご迷惑をおかけしてしまいました。その後、塾長先生に稽古をつけていただきましたが、なかなか思うように動けませんでした。b0212413_23223426.jpg
技に対して緩急をつけつつ,丁寧に動くことを意識した稽古が私には足りないことを痛感いたしました。
これからは技の流れを手続き的に覚えるばかりではなく、自然で合理的でかつ正確な身体のこなし方を意識しつつ、取りも受けもともに気持ちの良い合気道を探求して行かなくては、と思いました。
 ケチケメートではゾリ先生の自然塾道場の「道場開き」の儀式を塾長先生が執り行うことになり、事前の準備から少しお手伝いをさせていただきながら日本の文化や言葉の意味など勉強させていただくことが出来ました。
 また、ラスロ先生の神武館道場での寒稽古の最終日には、天の鳥船の行を行い、朗々と詠われる先生の歌声に身震いさえ覚えながら、普段道場では味わうことのない貴重な体験をいたしました。感心しましたのは、ゾリ先生や森道場のラスロ先生がやはり朗々と詠われたことです。それだけ合気道に対して深く気持ちを入れながら日々稽古を積まれていることを感じました。
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 何より、塾長先生がブダペストでのハンガリー日本交流の日のイベントで、正にぶっつけ本番にもかかわらず、解説をしながら演武を披露され、日本の文化の一つである合気道の魅力を、身を以てお示しになられるのを拝見することが出来たのはとても嬉しい体験でした。
 今回は、ゾリ先生の自然塾道場、ラスロ先生の神武館道場、そして星先生の修練館道場で稽古をさせていただきました。ゾリ先生には四方投げの受けの際の姿勢をご指導いただき、ラスロ先生には片手取り回転投げを連続30本投げていただきました。また、森道場のラスロ先生とは合気道の子どもの指導に関する先生の信念から先生のこれまでの人生について深くお話を伺いました。
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 ハンガリーでは皆さんに本当に親切にしていただき、先生方からは、いつでも道場に稽古に来て下さいと仰っていただきました。このように各道場の先生を始め、先生のお弟子さんや外から講習に参加された方々と稽古を通して交流ができ、合気道を通じて国境を越えたつながりが出来たように思います。
 次回は更に語学に磨きをかけ、少しでも先生の講習のお役に立てるようになりつつ、是非黒帯を取って彼の地ハンガリーを再訪したいと思いました。そしてハンガリーだけでなく、他の国に学会等で訪れた際にも、是非稽古をさせていただきたいと思っております。
 このような貴重な経験をさせていただき、塾長先生や竜次先生には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 

目黒 祐子

ハンガリーセミナーの写真はこちらから見る事が出来ます。
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by shinbu_369 | 2016-03-06 23:23