b0212413_18361418.jpgオルシュティンでの寒稽古を終え、次の日ワルシャワに移動。ワルシャワのオールドタウンを散策。やはりかなりの寒さでした。一泊してウィーンに移動。ウイーンの気温は0度。飛行機から降りバスで移動の時は何となく暖かく感じました。
神武館道場のラスロ道場長の迎えを受け、ウイーンから車でエステルゴムへ約2時間程度で到着です。
次の日、ケチケメートのゾリ道場長と共に車で移動。ブタペストを通過して、約2時間半。雪道の悪路のため30分程度多くかかりました。道場長の家で夕食の後、英語・ハンガリー語辞典、日本語・ハンガリー語辞典などを出して来てお互いに聞きたいことを聞いたり話したりしましたがなかなか大変でした。
次の日は、道場に掲げる名札を書いて欲しいと筆、墨汁など一式購入していました。ゾリは忍術道場も主宰しております。
b0212413_18354331.jpgその通称忍者道場・自然塾道場(実は私が命名しました)の道場生の名前をカタカナで書いて欲しいとのことですが、ハンガリー語を何度も聞いてカタカナに直しますが、バ…ヴァ、ボ…ヴォ、オ…ウォなどカタカナに正確に直すのは難しく、またカタカナはバランスよく字が書けませんので苦労しました。後は半紙に合氣道とか武神館、間合い、崩し、完全、禊、呼吸力、諺辞典を持ってきて、「習うより慣れろ」「天は自ら助くる者を助く」など様々な要求に応えましたが、上手く書ける字と上手く書けない字があり、これを少しでも字の上手な人が見たらどう言われるか?とほんとにヒヤヒヤものです。約3時間でようやく開放されました。
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昼食後ケチケメートの街に出ましたが、雪が降ったり止んだりです。その後有名な劇場を案内していただいた後、出来て2ヶ月という新しいスイミングプールと併設のサウナに行きました。ここで約3時間ほど過ごし、一度家に帰り道着に着換えて澄明道場へ。公の武道館ですがHAKODA道場といいます。青森の八甲田市と姉妹都市を結んでいて、武道館を作る時には日本から応援に来たとのことです。そこで、1時間余り稽古。帰って来て道場長の自宅に皆さん集まり奥様手作りの料理でパーティーです。思い思いの飲み物、自由に歩いたり座ったり日本とは若干異なるパーティーですが、お国柄を現しています。皆さん23時頃帰りました。
次の日は朝から雪が降りしきる中を出かけ、9時15分から1時間の稽古。一度自宅に帰って、ゾリ道場長とレストランへ。そして14時ケチケメートを一台の車に6人乗ってエステルゴムに帰って来ました。こちらも朝から大雪だったそうで、途中の坂道をスリップしながらようやく神武館道場に17時過ぎに着きました。18時から神武館道場の寒稽古の始まりです。ここは16~18日の3日間で8時間の稽古が組まれています。一服の後すぐ18時から第一回目の稽古です。
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1時間稽古、15分休憩、二回目の稽古は19:15~20:30。
次の日は、9時半から1時間づつ2回の稽古。夕方17:00から2回の稽古。
稽古終了の後、道場毎に別れて演武会。始めての試みでした。エステルゴムの神武館道場、ケチケメートの澄明道場、ブタペストのモリ道場、デブレチェンのアサヒ道場、ジュールのエルクレツクラブ、ブルガリアのケイドウカン道場(車で12時間もかかるのに毎年何人か参加してくれます)などの方が参加してくれました。演武会になると各道場の特徴がよく出てきます。皆さん上手なものです。私も最後に演武をさせていただいて終了。
後は道場での懇親会・パーティーです。私は0時頃引き上げましたが、皆さんは1時過ぎまで騒いでいたようです。
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次の日は10時から2時間の予定でしたが、皆さん熱心なので30分程オーバーし、予定通り8回の稽古を無事終了いたしました。神武館道場は隣に自宅があり、高台にあるので天気がいいときはドナウ川が見渡せるすばらしい道場です。その地下にサウナがあります。そして6~7人が入れる露天風呂が庭にあります。雪がちらつく露天風呂の中でビールをいただきながら今回の疲れをゆっくりと癒すことが出来ました。
翌日昼過ぎにエステルゴムを出発、約3時間弱・17時過ぎにショプロンに到着。
ホテルでチェックイン、コーヒーに甘い物をというのでお願いしましたが、とんでもない量です。とても全部は食べられません。そして車で5分の所にある明心道場へ。
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18:30~20:15指導致しました。ここの道場は開設して9年だそうですが、創設時の入門者と入門8年目の2名が初段(外国で段を取るのは非常に難しいです)、
あとは皆さん白帯の方ばかりでしたので、基本的なことを指導いたしました。終ってホテルに移動、皆さんと懇親会です。23時半に自室に引き上げましたが、やはり皆さん1時頃まで騒いでいたようです。
翌日10時過ぎにショプロンを出発、約1時間でウイーン空港に到着。お世話になったラスロ道場長と別れて帰路につきました。
今回は2週間に23回の講習会で、しかもあちこちと移動しましたので大変忙しい寒稽古となりました。
本来「寒稽古」とは暦の中の24節の「小寒・大寒」に行うものであり、寒い時に行うから寒稽古というのではありませんが、欧米には暦がありませんので、日本に倣って寒い時期に行うのを寒稽古と言っています。それでいいのでしょう。
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# by shinbu_369 | 2012-03-15 18:44
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ポーランドの合気道正勝道場の寒稽古に行ってまいりました。正勝道場は首都ワルシャワから北西に200kmほど行ったオルシュティンという人口18万人ほどの町にあります。成田から約11時間半、機内で只今のウィーンの温度は氷点下7度、今冬はヨーロッパも記録的な寒波になっていますので体調を崩さぬようご旅行をお楽しみくださいというアナウンスに送られ、ウィーンで乗換えて1時間半、待ち合わせ時間を入れて15時間ほどでワルシャワに到着です。預けておいたスーツケースを受け取りゲートを出て行きましたが迎えが来ておりません。タクシーの運転手さんが何度も声をかけてきます。30分ほど待ちましたが来ないのでトマス道場長に電話、迎えに行っているはずなのでもう少し待ってというので、しばらく座って待っていました。遅れること約1時間。ようやく迎えの到着です。
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覚悟はしていましたが、駐車場に出ると身を切るような寒さ。氷点下15度以上。車の後部座席に座っているのですが、寒い寒い、コートを着てマフラーを巻いたまま胡坐をかいてうずくまっておりました。まさか暖房を入れていないのでは? と一瞬思ったので、車内の暖房を入れるようお願いしましたが、やはり入っているようでした。後部座席まで暖かさが全く伝わってまいりません。約1時間走った所のレストランで夕食をいただき、またひたすら走ります。同じようにうずくまったまま。そこから約2時間。ようやく目的地の正勝道場に着きました。時刻は午後11時半。シャワーを浴びてトマス道場長と迎えてくれたグレゴリともう一人の若い方の4人で、ウォッカで歓迎してくれました。ウォッカはアルコールが強いのですぐに酔いが回ってきません。それとやはり体は冷え切っていたのでしょう。何時もの倍以上の酒量をいただいてようやく体も温まり一息ついた感じです。午前1時頃寝ませていただきました。
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アルコールのお陰で朝の7時までぐっすり。時差ボケも感じません、が若干二日酔い気味でした。
シャワーを浴び、朝食、一服の後、9時半から早速稽古です。約30人の参加です。
1時間単位で途中15分の休憩を挟み、午前中2時間。14時道場から徒歩1分の所にあるレストランで、昼食。一服して、17時半から2時間。最初の木曜日は終了。二日目の金曜日も同じスケジュール。三日目の土曜日は午前中1時間。その後審査をするので、先生は観光にというので、外は寒いし断りたかったのですが、せっかくの行為を無にするのもと、道場生・ズブシェックに案内されて着いた所が誰もいない湖の公園。さすが、寒いところの人は案内もありきたりの所ではありません。クシューバー湖と言うそうなんですが、広大な湖が全面氷。乗っても大丈夫というので湖の上を恐る恐る乗ってみました。何とその後、車が来て2台も走り回るではありませんか。かなりの厚さの氷のようです。
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寒くて寒くて、早く車に乗りたいのですが、散策しようというので20~30分歩きました。皆さんだいたい帽子を冠っているのですが、訳がわかりました。帽子がないと頭が寒いんです。しかも耳を隠さないと痛いんです。散策の後、車に乗ってもホッとしません。やはり寒いのです。
その後オールドタウンにあるコペルニクスの博物館に案内されましたが、過去に2度ほど見たことがありますので、促して道場に帰って来ました。道場についてやっとホッとしました。
夕方から2時間の稽古の後、トマス道場長の奥様が作った手巻き寿司で、21時より、sushi partyです。この道場は住宅兼用で、2階が住まい、一階に約70~80畳の道場があります。シャワー室も更衣室も広く、玄関脇に20~30畳の談話室があり、薪の暖炉があります。その談話室で皆さんとのパーティーです。私は下着、薄手のコートなどを入れて5枚も着ていますが、Tシャツ1枚の人もいます。
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何と寒さに強いのでしょう。ウォッカ、ビール思い思いの飲み物を自由に飲んでいます。私は午前0時頃引き上げましたが、皆さんは2時か3時まで騒いでいたようです。トマスに何時に終わったのか次の朝聞きましたが、時間など見ていないから分からないとのことでした。ここで一緒に最後まで付き合っていたら体がいくつあっても足りないようです。日曜日の午前中2時間の稽古で今回、9日(木)~12日(日)の寒稽古・全12時間の指導を無事終了いたしました。

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# by shinbu_369 | 2012-02-25 00:20
b0212413_15582946.jpg泉武道館では、毎年「宮城県公立武道館協議会10,000人寒稽古」を実施しております。
これは宮城県公立武道館協議会と(財)仙台市スポーツ振興事業団が主催し、それぞれの公の武道館が主管、そして各競技団体が後援という形で、宮城県の公立の武道館で稽古する武道団体がそれぞれの地域で実施し宮城県全体で一万人の人達が寒稽古を行いましょうという趣旨のもとに開催されています。
「寒稽古」とは、いうまでもなく古来より伝統として伝わる武道の修錬ですが、技術の習得というよりもむしろ「酷寒に耐えて心身を鍛える」それも特に「精神力の養成」ということに重きがおかれています。
泉武道館では、剣道、柔道、弓道、なぎなた、合気道などが毎年第一または第二土日に合同で行います。最初の土曜日に合同開会式を行います。本年は1月7日に行われました。
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毎年この日程は、合気道の本部道場にて行われる「全国道場・団体連絡会議」「新年賀詞交換会」「鏡開き」と必ず重なります。私がその行事に出席するために上京いたしますので、大変申し訳ないと思いながら、合同の寒稽古ではなく合気道独自の日程を決めさせていただいて実施いたしております。
本年は、13日(金)と14日(土)の二日間の日程で開催いたしました。
私どもの全道場・教室に呼びかけて「合氣道神武錬成塾合同寒稽古」として実施いたします。といっても、古川、富谷、仙南方面(大河原、角田、亘理、名取)、カルチャー教室からの参加はなかなか難しいものですから、泉・利府・仙台南の3ヶ所に所属する塾生がほとんどです。
13日は、通常の時間帯に子供の部と一般の部とに分かれて行いましたが、14日は2時間の内1時間は子供・一般の合同で行いました。
二日間の参加延べ人数は、一般の部21名(男15・女6)、子供の部41名(男27・女14)の計62名でした。
一昨年は一般の部35名、子供の部94名の計129名が参加してくれましたので約半分の参加者です。合同寒稽古というにはちょっと淋しいものがありました。
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土曜日の一般・子供の合同稽古は、子供たちはいつもの走ったり飛んだりですが、一般の方たちにも子供さんと一緒に行っていただきました。(但し無理をしないようにと前もってお願いをしておきました)
175畳ある柔道場を10周した後、子供は5組、一般は2組に分かれて、7名で一緒に縦に走ったり、後向けに走ったり、馬と呼んでいる四つん這いで走ったり、蛙飛び、横っ飛び、前蜘蛛、後蜘蛛など多くの補強運動です。4歳から70代の大人まで一緒に行うわけですから、高校生、大学生は余裕ですし、子供はすぐ疲れますが、何組か待っているうちにすぐ回復して元気になります。大人はそうはいきません。時間が立つほどくたびれてきます。
30分余り行った後2~3分休憩、そして合同の技の稽古です。
技になると年をとっても子供には負けません。今度は丁寧に指導する番です。私どもでは指導方針が異なりますので、普段では一般の部と子供の部との一緒の稽古はほとんどありません。一般の塾生にとっても子供の塾生にしても数少ない貴重な時間かも知れません。お孫さん以上の年齢の離れている人たちの組み合わせの稽古は見ていてほほえましいし大変いいものです。
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最後にもう一度道場の周りを10周して、合同寒稽古は終了しました。
子供さんを帰してから一般の部の稽古です。中学生そして6年生には一緒に稽古するよう呼びかけ出来るだけ残ってもらいました。
残った子供たちは有望な子が多いので、そのまま中学・高校と稽古を続けてくれればいいなぁ~と思いながら、一般の部の稽古の指導に当たりました。本年は穏やかな年であることを願い合同寒稽古は無事終了いたしました。

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# by shinbu_369 | 2012-02-10 15:55
b0212413_16241475.jpg 1月15日(日)本塾の鏡開きが行われました。
 一般の部・子供の部の塾生、保護者、家族が一緒に参加できる行事として、秋の「芋煮会」と並ぶ人気の催しです。
 一般的に「鏡開き」とは、お正月神様{歳徳神(としとくじん)・歳神(としがみ)}へのお供えの鏡餅(かがみもち)を1月11日にお下げして、一年の一家円満を願いながら頂く行事です。
 鏡餅は、大小の丸い餅を重ねて出来ております。古来、お餅は歳神様のご神体と考えられており、餅は望月(もちづき・満月)に通じ、その丸い形から家庭円満を象徴するとも考えられており、縁起物としてお正月に飾られるようになったと言われています。
 神様にお供えした餅は当然固くなっております。武士の家では刃物を使って切ることは切腹を連想するので縁起が悪く、また神様とも縁を切らないようにと刃物は使いません。そこでかなづちなどで叩きますが、「割る」とか「砕く」という言葉は使わずに、縁起がよいように運を「開く」という意味をこめて「鏡開き」という表現を使っています。結婚式での披露宴の最後に、「終える」とか「閉じる」「閉める」という言葉(これを忌み詞(ことば)といいます)を避けて「お披楽喜(ひらき)」というようなものです。鏡餅を頂くことを「歯固め」と言いますが、これは、固いものを食べて歯を丈夫にし、歳神様に長寿を願うことからです。
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 本塾ではもちろん11日には出来ませんので、第3日曜日に行っています。実際に神様にお供えした餅ではなく、「鏡開き(餅つき大会)」と名付けて、昔から餅は「杵と臼」を使って搗(つ)いたということを子供さんに知ってもらい、体験してもらうために行っております。平成14年5月に本部・利府道場が出来た翌年の平成15年の1月から続いております。資料を見てみますと、最初に手探りで始めた15年の鏡開きに135名(一般69名、小・中学生44名、幼児22名)参加とありました。本年も130名(一般塾生22、子供塾生54、保護者45、兄弟9)、昨年136名、一昨年132名とほぼ同じ参加人数です。参加される人は大幅に変わっていますが、変わらぬ参加人数ありがたいことです。
 子供の部の塾生のお母さん方、そして親睦会役員の方々の絶大なるご協力によってこの鏡開きは成り立っています。中でも石村基指導員と奥様のお手伝いは大変なものです。自分の家で収穫したもち米30kgを自宅で前日から研いで水につけておき、大崎市古川から持参して来ていただくのですが、杵と臼も一緒に持ってきてくださいます。大量の野菜も漬物も提供です。臼と杵は門馬伸至指導員も提供してくれますし、ガスは常松成己顧問が提供してくれます。このような多くの方々の献身的な協力があるからこそ、一家族3名まで無料(親睦会費は頂いているのですが)で参加が可能なのです。ほんとにありがたい限りです。
 役員は9時、お手伝いのお母さん方は9時半に集まりそれぞれが自分の行うことを次々と手際よく行っていきます。鏡開きの開始は11時ですから、一般の参加者は10~15分くらい前に集まってきます。
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 最初に鈴木康弘指導員の開会の言葉、続いて細山勇親睦会長の挨拶があり、私が神事を執り行ないます。まず、お祓いをし、神棚に向かって新しい年・月を寿ぎ、皇室・国家・国民を言祝ぎ「天下泰平、五穀豊穣、万民豊楽」そして塾生、その家族の精神健全・身体健固・心願成就を願って祝詞を奏上させていただきました。
玉串を奉げた後、「昨年の大震災のこと、また年が改まったので、最近は西暦が多く使われるが、和暦(日本の元号の平成)そして皇紀(神武天皇が即位した日を建国の日と定めそこから数えて)2672年。個人でも家庭で誕生日を祝うのに、国家が誕生した日を祝わないのは不自然である。わが国では、建国記念日には必ず祝うグループと、祝うどころか阻止をしようというグループが存在する。右翼も左翼もなく政治的なイデオロギーは抜きにして、素直にお祝いしたいものである。外国では建国記念日、あるいは独立記念日は大いに祝杯を上げている。今は小学生の子供さんも10年、20年するとこの日本を背負って立つ若者になっている。少しでもより良い日本にするために、引き続き子供の部に力を注きますので、保護者の方のご協力をお願いしたいし、そのような若者を育てるために、合気道の稽古を通して、本年も本塾の五大基本方針を実践してまいりますというようなお話しをさせていただいた。
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    本塾の五大基本方針
1、一人でも多くの人に合気道を!
2、合気道を通して世の中に貢献を!
3、合気道を通して日本の伝統文化を学ぼう!(守ろう!伝えよう!)
4、合気道を通して日本人の心を取り戻そう!
5、合気道を通して日本人としていかに生きるべきかを考えよう!

 その後、子供さんは駐車場に出て二手に分かれて並び、順番にお餅を搗きました。あいにく寒さは厳しくこの日の最高気温は3,8度。毎年来ている子、初めて参加する子、どの子も笑顔イッパイ。子供は風の子であります。杵は大・中・小と揃えていますので年令にあわせて好きな物が選べます。3歳くらいになれば小さな杵で搗くことが出来ます。お餅を搗いたところで、12時過ぎに全員道場に集まり「黙想…そして、いただきます」それからは友達同士、あるいは家族同士とお母さん方が用意してくださった、お雑煮、ずんだ餅、黄な粉餅、餡子餅(こしあん、粒あん)皆さんそれぞれ好きなだけ食べ放題です。私と何人かはお神酒(みき)(お酒を神様に奉げ、お下げするとお神酒に変わります)を少し頂きました。ジュースも、お茶も十分用意してあります。1時間以上食べたり飲んだり、お雑煮はよい味付けでほんとにおいしく3杯もお替りをいたしました。どの子もどの人もお腹いっぱい。お腹がいっぱいになると人は幸せになります。皆さん笑顔です。笑顔はほんとにいいものです。震災のことを一時皆さん忘れたでしょうか?
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 13時50分頃、「黙想…ごちそうさま」をして、三々五々解散いたしました。それからの後片付けもまた大変です。道場の片付け、食べ物の後片付け、残り物、燃えるごみ、プラスチックなどなど。お手伝いのお母さん方、役員の方々の手際のよさで次々と片付けられていきます。14時30分頃に全てが終了いたしました。
 今年もおかげさまで無事鏡開き(餅つき大会)を終えることが出来ました。お手伝いいただいた保護者の方々、役員の皆さまには深く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
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# by shinbu_369 | 2012-01-23 16:35
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 私どもの「本部・利府道場」が開設された平成14年の翌年から年越し稽古を始めました。
 最初の年は14名の参加者でした。それから少しずつではありますが参加者が増えていきましたが、本年は震災の影響で塾生が減少したためか若干少なめの22名の参加者でした。しかし今年はうら若き女性が6名も参加してくださいました。
 例年厳しい寒さに見舞われるこの年越し稽古ですが、今年は穏やかに迎えられました。そういえば、昨年も穏やかな天候でありました。
 ここ何年かの特徴として、クリスマス寒波がやってきて、一時寒さがゆるみ、再び年末に寒波が来るという状態でありました。塾生の来る前に寒さに震えながら何人かで駐車場の雪かきをした記憶もあります。わずか20台くらいしか停まれない駐車場で、普段はもう少し広ければいいなぁ~と思う駐車場も、雪かきする時はなんて広いんだろうと思いますので、ほんとに人間は身勝手なものです。
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 さて、午後9時門馬指導員が菅原君を乗せて自宅に迎えに来てくれました。道場長と4人で道場に向かいます。車には年越しそば、神棚にお供えする神饌(米、酒、塩など)、破魔矢、お茶道具、道衣、装束などでいっぱいです。15分ほどで道場に着きます。一昨年は午後10時過ぎに道場に着いたところ、すでに駐車場に3台も待っていましたので、昨年から少し早く来るようにしました。もちろんまだ誰も来ておりませんでした。
 22日に稽古納めをしてから、久しぶりの道場です。
 更衣室、談話室、道場の暖房を入れたり、カレンダーを掛け替えたり掃除をしたりしているうちに三々五々塾生がやってまいります。
 午後11時から稽古を始めましたが、ベテランも初心者も混ざる稽古ですので当然基本の技を中心に行います。近所の皆さんに迷惑にならぬよう受け身は大きく手をたたかないで、出来るだけ音を立てないよう注意をいたしますが、時折忘れて大きな音を立てて受け身を取る人がいます。そして思わず首をすくめる動作をするなど、年越し稽古ならでの風景です。
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 稽古前にはもちろんストーブは止めるのですが、今年はうっすらと汗をかくほど道場の中の熱気は最高潮。皆さん真剣に稽古をされている証拠でしょう。
 午前0時が近づくといったん稽古を止め、服装、呼吸を整え、神棚の灯明に明かりを灯し、道場の電気を全て消して、ローソクの明かりだけで10分ほど黙想をいたします。
 道場のあかりを点けた時には、めでたく年が明けております。
 全員で新年の挨拶をした後、残りの時間稽古し、0時15分に終了いたしました。
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 休憩を挟み(その間私は神官の装束に着替えます)、0時30分から「歳旦祭(さいたんさい)」を執行いたします。……ウィキペディアによると「歳旦祭」とは、戦前の祝祭日の中の皇室祭祀令に基づく小祭日の一つ。現在では新暦1月1日に宮中三殿で行われる年始を祝う祭祀である。デジタル大辞泉においては、元旦に、宮中および諸神社で、皇室ならびに国民の繁栄と農作物の豊作を皇祖・天神地祇に祈願する祭祀。……
 装束に着替え、歳旦祭の祝詞を奏上させていただきました。祝詞の中にはもちろん、新しい年・月・日を寿ぎ、年神様に感謝し、神前に皇室・国家・国民を言祝ぎ、「天下泰平」「五穀豊穣」「万民豊楽」そして参加の塾生の住所氏名を読み上げ、それぞれの心願成就の祈願をさせていただきました。
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 その後、玉串を私、石村指導員、鈴木指導員、門馬指導員の4人が行い無事終了。最後に本年の年、皇紀、和暦、西暦、干支、九星などの説明をさせていただきました。
 全員で年越しそばをいただき、午前2時頃解散いたしました。帰るときには私がご祈祷を済ませた「破魔矢」をお土産に塾生の皆さんにお渡しました。
 最後に近くにある八坂神社に立ち寄り初詣です。これも長年慣例になっています。今年はうら若き女性4名が同行しましたので、計8名の参拝となりました。それぞれ一年の運勢を占うためにおみくじを引きました。
 いつも寒さに震えあがるのですが(当然寒かったですが)、いつもの寒さはありませんでした。小雪が舞ったり、道路が凍ったりする年もありますが、今年はほんとに参拝日和でした。
 また、参拝が午前2時半から3時という時間帯です。午前0時過ぎから最初の多くの参拝客があり、その後の夜明け近くの参拝客が来るちょうど中間点のため、一番人通りの少ない時間帯です。一番寒さの強い時でもあります。事実例年ではそうでした。が、今年はいつもよりも参拝客が多く、人通りが絶えることはありませんでした。震災の影響で参拝客が増えたのかもしれません。
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 3,11大震災で被災された皆さまのご冥福と一日も早い復興を祈らずにはおられません。
 そして、本年は穏やかな良い年であることを願い、無事お参りを済ませ、自宅には午前3時過ぎに帰りました。
 私はその後、皆さまからお申し込みをいただいた「歳旦祭」のご祈願を「火祭り祈祷」をもって執行させていただき、凍えた体を湯船に浸し長い長い一日を終え、午前5時頃床につきました。何はともあれ、平成23年が終わり、新しい平成24年が始まりましたことに深く深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 塾生のみなさま、体に気をつけて本年も合氣道を大いに楽しんでください。
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# by shinbu_369 | 2012-01-11 12:45